検査部門紹介(設備紹介等)
生化学的検査
自動分析装置を稼働し、血中生化学成分の定量分析を行います。
肝機能、腎機能、脂質代謝、糖代謝、胃がんリスク検診などの約30項目を測定します。
免疫学的検査
悪性腫瘍の診断に用いられる腫瘍マーカー、梅毒・肝炎などの感染症、甲状腺機能などの分析をします。
また、血液型検査も行っております。
血液学的検査
血液学的検査は白血球や赤血球などの血液成分を分析し、貧血、炎症反応、白血球分類や形態などを調べます。
一般学的検査
尿や糞便のスクリーニング検査を主としています。
尿では腎機能、糖代謝などの検査を行い、糞便では大腸がんのスクリーニングとして便中ヘモグロビン検査を実施しています。
細菌学的検査
尿や喀痰、糞便、血液などの臨床材料から感染症の原因菌の検索、その原因菌に有効な抗生物質を調べます。
他にも結核菌の検査や薬剤耐性菌の検査も行います。
遺伝子学的検査
検体中の病原体の遺伝子を増幅させ、検出することで感染症の診断と治療に貢献しています。
クラミジア・淋菌などの性感染症や結核、新型コロナウイルス、HPV、ノロウイルスの検査をしています。
病理組織・細胞診学的検査
病理組織検査では、内視鏡や手術などにより採取された組織や臓器から顕微鏡標本を作製し、病名を診断します。
細胞診検査では、尿や喀痰、婦人科材料等の検体中の細胞を細胞検査士が顕微鏡で観察し、病変の有無を検査します。